はじめに
「毎日のスキンケア、何か物足りない?」
実はその原因、腸内環境の乱れかもしれません。
最近では“腸活”という言葉も広まり、
ヨーグルトや発酵食品を取り入れている方も多いですよね。
でも、
乳製品が合わない・食べると重たい…そんな経験はありませんか?
そんな方におすすめなのが、漬物に含まれる“植物性乳酸菌”。
腸内環境を整え、
体の中から美しさや元気をサポートしてくれる存在です。
この記事では、
- 漬物の腸活効果
- 植物性乳酸菌と動物性乳酸菌の違い
- 漬物を上手に取り入れる方法 を、中医学の視点も交えてご紹介します。

漬物は腸内環境を整えるパートナー
漬物は、野菜を塩や麹などで発酵させて作られた伝統食品。
この発酵過程で生まれるのが、植物性乳酸菌です。
乳酸菌のはたらき:
- 腸内で善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす
- 便通を整え、腸内フローラのバランスを保つ
- 免疫力を高め、体全体の調子を整える
中医学では「脾(消化器)」が弱ると、
体に余分な湿気(痰湿)が溜まり、肌荒れやむくみ、疲れやすさにつながるとされています。
漬物は脾胃をサポートし、体内環境を整える食材としても重宝されています。
植物性乳酸菌と動物性乳酸菌の違い
🌿 植物性乳酸菌(漬物・味噌・醤油など)
- 主に野菜や穀物を発酵させる過程で生まれる
- 塩分や酸など、厳しい環境でも生き抜く生命力あり
- 腸まで届きやすく、腸内環境にダイレクトに働きかける
🐄 動物性乳酸菌(ヨーグルト・チーズなど)
- 乳製品を発酵させることで生まれる
- 栄養価が高いが、胃酸などで死滅しやすいものもある
ポイント: 植物性乳酸菌は「腸までしっかり届く力」が強く、
動物性乳酸菌は「栄養補給・カルシウム補助」にも役立ちます。
漬物を上手に取り入れるコツ
- 一日一回、食事に漬物をプラス
- 塩分が気になる方は、軽めの塩味や麹漬けがおすすめ
- キムチ・ぬか漬け・しば漬け・古漬けなど、種類をローテーションして楽しむ
おわりに
「腸は第二の脳」
とも言われるほど、全身の健康と美しさに直結しています。
その腸内環境をやさしく整えてくれる漬物は、日々の食事に取り入れやすい身近な存在。
植物性乳酸菌の力で、体の中からキレイを育てましょう。
