【冒頭要点】
暑い日はやっぱり冷たいビールが最高!!
でも毎晩のビール習慣が、じわじわと体に“冷え”をため込んでいるかもしれません。
特に中医学では、冷えは「脾(消化・吸収を担う)」の大敵。不調のサインに気づいていますか?
【冷たいビールが脾に与える影響】
中医学でいう「脾」は、食べ物をエネルギーに変え、体を養う大切な存在。
でもこの脾は、“冷え”や“湿”に弱いという特徴があります。
ビールがもたらす影響
- 冷たさ → 脾の機能を低下させる
- アルコール → 湿(体にとって余分な水分)を生む
- 習慣化 → 脾虚・脾寒の状態を深めてしまう
【あなたの不調、実は“脾”のSOSかも】
- 食後の胃もたれ
- 下痢や軟便が続く
- 朝からだるい・やる気が出ない
- 顔や脚がむくみやすい
- 冷房で手足が冷える
これらはすべて、脾が弱っているサインです。

【毎晩ビール派さんへのアドバイス】
■避けたい飲み方
- 空腹時にビールだけ
- 冷蔵庫から出してすぐ
- 何杯もおかわり
- 晩酌後すぐ寝る
■おすすめの工夫
- 少し常温に戻してから飲む
- 温かいおつまみをセットに(枝豆、生姜焼き、にんにく入り料理など)
- 週2〜3日はノンアルデーに
【“冷やさない”夏の過ごし方】
夏こそ脾を大事に。
冷たいものを摂りすぎると、
秋冬に風邪をひきやすくなったり、肌の乾燥・くすみにもつながります。
心地よい夏を過ごすためには、「冷やしすぎない」「湿をためない」がキーワード。
【まとめ】
「夏の楽しみ=冷たいビール」と思いがちですが、
飲み方を少し意識するだけで、体はぐっと楽になります。
毎晩のビールが習慣の方こそ、自分の体の声に耳を傾けてみてくださいね。
“冷え”がつくる不調の落とし穴に、ハマらないように。
