【冒頭の要点まとめ】
・乾燥・くすみ・パサつきの原因は“うるおい不足”かも
・中医学では「陰を補う」ことが美しさのカギ
・おすすめの潤い食材&10分で作れる薬膳レシピも紹介!
1. 最近、肌が乾燥しやすい…それ、“内側の潤い”が足りてないかも?
秋〜冬、あるいは冷房の効いた季節…
「なんだか肌が乾いて見える」
「髪もまとまらないし、顔色もくすみがち」
その原因、もしかすると“体の中の潤い不足=陰虚”かもしれません。
2. 中医学でいう「潤い」とは?
中医学では、体の潤いを「陰(いん)」と呼びます。
この“陰”が不足した状態を「陰虚」と言い、以下のような不調が現れます:
- 肌の乾燥
- 唇や喉が乾く
- 体がほてる・寝汗をかく
- 不眠・イライラ
つまり、内側が乾いていると、かわいさがどんどん逃げてしまうのです。
3. 潤い美人になるために今日からできること
肌をうるおすためには、外側からのスキンケアだけでは不十分。
体の中から「潤す食材」を摂ることで、
根本から“ぷるんとした美しさ”を育てることができます。
4. 中医学がすすめる「潤いを補う食材」
おすすめは、以下のような食材です:
- 白きくらげ:肺を潤し、肌の乾燥にも◎
- 百合根:気持ちの不安も和らげてくれる優しい甘さ
- 梨:喉・肺を潤す。秋の乾燥にもぴったり
- 松の実:髪や肌にハリを与える
- はちみつ:やさしく体に潤いを届ける万能食材
5. 手軽にできる!おすすめ薬膳レシピ
🍐梨と百合根のとろーり煮(所要時間:10分)
【材料】
・梨:1/2個(薄切り)
・乾燥百合根:ひとつかみ(そのまま使用可)
・はちみつ:小さじ1〜2
・水:50〜100ml
【作り方】
- 小鍋に梨と百合根を入れ、水を加える
- 弱火で7〜8分コトコト煮る
- 火を止めてから、はちみつを加えて完成!
とろっとした食感とやさしい甘みで、心までうるおう薬膳スイーツです。
おやつにも、寝る前のリラックスタイムにもおすすめ。

6. まとめ:かわいさは“うるおい”からつくられる
肌も髪も、そして心も。
うるおいが足りないと、どこか元気がなくなってしまいますよね。
だからこそ、かわいくなりたい日は“うるおいをチャージする日”に。
食養生で、内側から潤って、明日のかわいいを育てましょう。
